ホームヘルパーになるには?

ホームヘルパーが行う日常生活のサポート

超高齢社会の日本では、介護業界が右肩上がりの業績を伸ばしています。実際、ホームヘルパーとして働いていて、その大変さを感じつつも利用者の方から感謝の言葉をいただく喜びも感じています。このサイトはこれからの日本でますます必要とされるホームヘルパーについてご紹介して、働くことをオススメするサイトです。

日常生活のサポート

更新日 2015.11.13

ホームヘルパーの仕事とは?

ホームヘルパーの仕事は日常生活でお世話が必要な高齢者や身体障害者の家庭を訪問して、生活面のサポートを行うことです。仕事内容としては、食事や入浴、着替え、排泄の介助、体位変換をする身体介護、調理や洗濯、買い物などのお手伝いをする家事援助となります。これらの他にも利用者や家族などの介護者と積極的にコミュニケーションを取ったり、悩み事や不安の相談にのったりなどの精神的ケアを行うのも大切な役割となります。
このようにホームヘルパーのサービスを受けることで、利用者が自宅で一人暮らしを継続することができたり、家族などの介護者の負担を軽くすることができるのです。高齢者の多くは、住み慣れた家で家族と一緒に暮らしたいと望んでいます。このような高齢者の願いを手助けをし、日々の生活をサポートするのがホームヘルパーのお仕事と言えるでしょう。

日常生活のサポート

「介護職員初任者研修」の取得をしよう!

ホームヘルパーの仕事は高齢者や身体障害者への日常生活全般の援助となりますが、家庭への訪問だけでなく、老人保健施設や養護老人ホーム等の介護福祉施設で働くこともできます。また派遣会社に登録してパートタイムで働くこともでき、さまざまな事情やライフスタイルに合わせて勤務形態を選択することができるのです。
そんなホームヘルパーの資格は、以前はホームヘルパー1級、2級、3級に分かれていました。ですが現在はホームヘルパー3級は廃止され、この資格のみでは仕事ができなくなりました。ホームヘルパー2級は「介護職員初任者研修」へ移行されましたが、従来の2級の資格は有効です。ホームヘルパー1級は「実務者研修」へ移行され。介護職員初任者研修を取得した人しか受験することができません。ですから、資格を取得する場合は、介護職員初任者研修の取得にチャレンジするのが一般的となっています。ホームヘルパー3級取得者も介護職員初任者研修の資格が必要となります。

将来性は?

ホームヘルパーは福祉業界では欠かせない存在となっており、非常に将来性が高く今後益々ニーズが高まっていくことが考えられます。実務経験3年以上で実務者研修、そして介護福祉士、5年以上でケアマネージャー、認定介護福祉士(仮称)へとキャリアップしていくこともできます。ですので、ホームヘルパーとして介護、福祉業界で働くためには、まず初めに介護職員初任者研修を必ず取得しておくべきと言えるでしょう。

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介護職員初任者研修に変更

介護保険法施行規則の改正に伴って、2013年4月1日より「ホームヘルパー2級」は「介護職員初任者研修」に移行されました。介護職員初任者研修は、高齢者や障害者の介護に携わる際に必要な基礎知識を学ぶことができ、介護、福祉業界で働くためには、真っ先に取得すべき資格です。続きはこちら