超高齢社会の日本では、介護業界が右肩上がりの業績を伸ばしています。実際、ホームヘルパーとして働いていて、その大変さを感じつつも利用者の方から感謝の言葉をいただく喜びも感じています。このサイトはこれからの日本でますます必要とされるホームヘルパーについてご紹介して、働くことをオススメするサイトです。
介護職の上級資格である「介護福祉士」や「ケアマネージャー」「認定介護福祉士(仮称)」を目指すことになります。キャリアパスは以下の通りとなります。
(1)「介護職員初任者研修」
(2)「実務者研修」
(3)「介護福祉士」
(4)「認定介護福祉士(仮称)」または「ケアマネージャー」
それぞれの資格の具体的な内容は、以下の通りとなります。
(1)「介護職員初任者研修」
介護の入門資格となり、基本的知識や技術を習得し、指示を受けながら介護業務を実践します。介護保険法施行規則の改正に伴って、2013年4月1日より「ホームヘルパー2級」は「介護職員初任者研修」に移行されています。
(2)「実務者研修(以前は「ホームヘルパー1級」「介護職員基礎研修課程」)
介護福祉士を目指すなら、平成27年度以降は修了必須の資格です。この資格を取得すると、サービス提供責任者に選定されることができ、医療行為である「たん吸引」や「経管栄養」など責任のある仕事を行うことができます。ひとつ注意点ですが、「介護福祉士」の受験で、実務者研修の受講が義務付けられるのは平成27年度からですが、平成24年度より経過措置として、実務者研修を受講した人は介護福祉士の実技試験が免除となります。
(3)「介護福祉士」
国家資格であり、幅広く的確な知識や技術を取得することで、介護のプロ「介護リーダー」となることができます。この資格を取得するには介護現場での実務経験3年の後、「介護福祉士」の国家試験に合格することです。平成27年度からは「実務者研修」の受講も必要ですが、「介護職員初任者研修」(ホームヘルパー2級)」の資格があれば、「実務者研修」の受講時間450時間のうち、130時間が免除となります。
(4)「認定介護福祉士(仮称)」
この資格は新しいもので、質の高い介護を実践・指導します。職業間連携のキーパーソンとなって、チームケアの質を改善することが期待される資格です。
(5)「ケアマネージャー」
適切なケアプランを作成する専門職として、介護サービス事業者との連絡や調整などを行います。この資格を取得するには、「介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)」の資格を取得していれば、5年以上、900日の実務経験があれば受験資格が得られます。
以上が、具体的な資格の内容となります。このように、以前とは違い明確なキャリアパスが提示されていますので、目標設定を行いやすく向上心を持ちながら働き続けることができます。
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