ホームヘルパーになるには?

ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修に変更

超高齢社会の日本では、介護業界が右肩上がりの業績を伸ばしています。実際、ホームヘルパーとして働いていて、その大変さを感じつつも利用者の方から感謝の言葉をいただく喜びも感じています。このサイトはこれからの日本でますます必要とされるホームヘルパーについてご紹介して、働くことをオススメするサイトです。

介護職員初任者研修に変更

更新日 2015.11.14

介護職員初任者研修とは?

介護保険法施行規則の改正に伴って、2013年4月1日より「ホームヘルパー2級」は「介護職員初任者研修」に移行されました。介護職員初任者研修とは、介護を行う上で最低限必要な知識や技術、そしてそれを行ううえでの考え方の過程を介護者に身につけてもらい、基本的な介護業務を行うことができるようにすることを目的とした研修となります。規則改正で廃止となったホームヘルパー2級と3級にとってかわる資格で介護に必ず必要な資格です。高齢者や障害者の介護に携わる際に必要な基礎知識を学ぶことができ、介護、福祉業界で働くためには真っ先に取得しておきたい資格と言えます。

介護職員初任者研修に変更

「ホームヘルパー2級」から移行された理由とは?

なぜ、ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修に移行されたのでしょうか。現在日本では、高齢化が深刻な問題となっています。65歳以上の人が総人口に占める割合のことを「高齢化率」といい、高齢化率が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」となります。厚生労働省が発表する人口動態によると、2011年10月に高齢化率は23.3%となり、「超高齢社会」を迎えたことにより介護へのニーズは多様化し、介護に対する要求はより高度なものになってきています。そのため、介護に従事する人を増やしたり、生涯働き続けられるようにする必要があり、制度を変更することになったのです。
この結果、「ホームヘルパー2級」は「介護職員初任者研修課程」に移行されたのです。「ホームヘルパー2級」は2013年3月末で廃止となりましたが、すでに取得している人は、「介護職員初任者研修」と同等の扱いとなりますので、仕事に支障はありません。

どのように変更されたのか?

介護保険法施行規則の改正に伴う資格制度の変更の結果、キャリアパスが整理され、介護業界で働く人たちの目指す方向がわかりやすく簡潔になりました。これまでは、「ホームヘルパー2級」「介護職員基礎研修修了者」などが最初に取得する資格としてありましたが、どの資格から取得するのがいいのか複雑でした。
しかし、今後は「介護職員初任者研修課程」から始め、「実務者研修」「介護福祉士」そして「認定介護福祉士(仮称)」というようにステップアップがわかりやすくなったのです。高齢化の進む日本において、「介護職員初任者研修」は、とても注目度の高い資格です。取得しておいて、損のない資格と言えるでしょう。

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